生成AIによる「動画編集自動化システム」の開発を推進 ― 自動テロップ・自動カット・音声クローンで動画制作コストの削減を目指す
テロップ生成、不要部分のカット、ナレーション合成を自動化。動画コンテンツを継続発信する企業向けに、制作工程を大幅に効率化するAIシステムの開発を進めています。
株式会社PERVA(本社:東京都中央区/ITカンパニー)は、生成AIを活用して動画編集を自動化する「動画編集自動化システム」の開発を進めています。本システムは、動画コンテンツを継続的に発信する事業者を対象に、これまで外注や専任担当者に依存していた編集工程をAIで代替し、動画制作にかかるコストと時間の削減を目指すものです。現在、実案件での検証を通じて精度と実用性を高める段階にあります。
背景
動画コンテンツは、採用・広報・商品紹介・SNS運用など、企業のあらゆる場面で欠かせない発信手段となっています。一方で、その制作は依然として労働集約的な工程に支えられています。文字起こし、テロップ入れ、不要部分のカット、ナレーション収録といった作業は、1本あたり数時間から十数時間を要することも珍しくなく、外注すれば継続的なコストが、内製すれば担当者の工数が経営を圧迫します。
「発信を増やしたいが、編集が追いつかない」「担当者に業務が属人化し、その人が抜けると回らない」――こうした課題は、動画活用に積極的な企業ほど深刻になります。近年はAIによる自動編集の活用が広がり、制作時間を大幅に短縮した事例や、採用予定だった人員をAIで代替した事例も報告されています。私たちは、この効率化の余地を、個社の運用に合わせて最大化することに取り組んでいます。

本AIの特長
本システムは、動画編集の主要工程を3つのAI機能で自動化します。人が最終確認を行うことを前提に、単純作業をAIが肩代わりする設計としています。
1. 自動テロップ生成
音声を高精度に文字起こしし、話し言葉の言い淀みや不要語を整えたうえで、読みやすいテロップとして自動配置します。話者や場面に応じた表示の出し分けにも対応し、これまで最も時間を要していた字幕作業を大幅に短縮します。
2. 自動カット編集
無音区間、言い淀み、フィラー(「えー」「あのー」等)をAIが検出し、テンポの良い映像へ自動でカットします。長時間素材から要点を抽出するダイジェスト生成にも応用でき、撮影後すぐに公開できる状態へ近づけます。
3. 音声クローンによるナレーション合成
本人の許諾のもとで収録した音声をもとに音声モデルを構築し、原稿を入力するだけでナレーションを合成します。追加の収録なしに修正や多言語展開が可能となり、収録スケジュールに縛られない動画制作を実現します。声の権利保護と本人同意の取得を前提に運用します。
今後の展開
今後は対応フォーマットを縦型ショート動画やウェビナー、商品紹介動画などへ拡張し、より多様な発信ニーズに応えていきます。あわせて、当社の業務支援AI「VADO AI」との連携により、企画・台本作成から編集・配信までを一気通貫で支援する体制の構築を目指します。動画制作に課題を抱える他業種への横展開も視野に、AIによるコンテンツ制作の効率化を推進してまいります。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、PERVA ITカンパニー「VADO」までお問い合わせください。